
先日2013年7月4日のカネボウ化粧品とその子会社が販売する美白製品で
白斑症状(肌がまだらに白くなる)があらわれたでたニュースは驚きました。
それから15日ほど経過して、さらに情報が広がり
症状が現れた人数が50倍以上に…ビックリです。
カネボウの公式ページには追記が掲載されており、それを読むと
7月19日現在で、明らかに目立つ症状について申し出があったのが
2,250名なんだそうです。
当初のニュースでは39名だったのが一気に2000名以上になってるなんて。
29日の21時のニュースではアジア10の国にも影響がでてて、
台湾でも130名も症状が報告されてるとか・・・
それをうけて、7月29日の朝に放送されたNHKあさイチ!では冒頭に
この問題が紹介されました。
カネボウで白斑がでた化粧品に含まれていた成分は『ロドデノール』
この成分のことを調べてみると、カネボウが独自に開発した成分なんだそう。
番組では皮膚科医の吉木伸子先生がVTRで登場し
今回の白斑症状が回復するかどうか答えていました。
白くなった部分を確実にもとに戻す方法は今のところない
実際、使用を中止して回復する人もいるし、回復していない人もいる。
回復する見込みは十分あるけど、必ず回復するかは、皮膚科医でもわからない。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
■そもそも美白って何するもの?
肌の中には色素つくる色素細胞があり、
通常は色も作らず害のないものなんだそうです。
紫外線が肌に照射し続けると、皮膚の細胞が傷つきはじめるため、
紫外線から細胞核を守ろうと、色素細胞さんメラニンを作って!黒い色素を作って!
と依頼し、皮膚の細胞核をカバーする黒い帽子の役割を果たすために
メラニン色素が作られているそうです。(あさイチ!の説明です。わかりやすいね)
しかし、細胞がもうメラニン色素(帽子)は必要ない状態になっても、
そのまま過剰に作り続ける場合があって、
それが蓄積されると、色素がたまり、加えて肌のターンオーバーで
メラニン色素の排出がうまく行かないと
シミとして残ってしまうそうです。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
■美白とよばれる化粧品の働きとは?
・メラニン色素の生成を促す指令塔がメラニンの生産命令しないように抑えたりする
・ターンオーバーを高め沈着したメラニンを排出させる
・黒いメラニンを薄くしたりする効果があるもの。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
■美白成分の種類は? あさイチ!の情報より
効果があるものは、
ハイリスク・ハイリターンがあるもの
として心得て使うべきだそうです。すると・・・
美白化粧品は使わないほうがいいの?
という疑問もでてきます。
いや、必ずしも悪いわけではないのだとか。
キチンと有効な成分を使わなければ効果がないとも言える。
でも、安全とは言い切れないのが確かなとこなんだって。
個人個人、肌に合う合わないがあり、
飲み薬だと飲み合わせとかがあり、医師の診断のもので、
薬を飲むようになってきたけど。
化粧品は個人まかせ、自己判断で組み合わせて
使っている場合がほとんど(わたし自身もそう)
いいよって進めてもらっても、自分には合わなかったり、
私が使ったものが、別の人には合わなかったり、
いろんな情報を参考にして、自分の責任で使い方は考えないとです。
白斑が出た人もいれば、出なかった人もその100倍はいるのかな。
(100倍は最初のニュースで25万人が使用と報告してたので、その計算での数字)
カネボウ化粧品にかかわらず美白化粧品への不安を、
今回の一見で、正直感じるようにもなり、食べものや
飲みものや生活やいろいろ考えてみるのも1つだね。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ちなみに今朝のあさイチ!の番組に登場した
皮膚科医の市橋正光(いちはしまさみつ)先生は、
美白化粧品の正しい使い方紹介してました。
■日中は使わないほうがいい
紫外線の影響で成分が変化することがあるそうです。
これはわたしもそう思います。わたしが使っていた美白化粧品は
日中の使用はNGの成分があったので、不安で夜しか使ってこなかった。
強い成分と意識してつかってたから、できるだけ部分使いにしてた。
■化粧品を酸化させない
フタを開けっ放しにしたり、直射日光にあたった管理は、化粧品の成分が変わる。
保管の方法や使用量を守ることが大事。
あと個人的に思うのは、使用期限、開封後どれくらいなのか、
しっかり覚えておかないと。過ぎてるこもがけっこうあります。
■自分の肌を注意深く観察すること
おかしいなと思ったら、すぐ使うのを中止する。
これが一番大事だね。
■パッチテストは反応がでない場合も多い!
肌にとって新しい成分は未知なので、
ハッチテストをしたからと言って反応がすぐ出るとは限らないそうです。
また、長年愛用してきた化粧品がある日突然かぶれの原因になることもあるんだって。
自分の体質が変わるという原因もあるので、変だなと思ったらストップ。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
もう一つ考えられる肌トラブルの原因は
メイク落とし(クレンジング)なども
オイルクレンジングなど界面活性剤はツルンとよく落ちるから、
忙しい毎日には重宝するのだけど、見なおしたほうがイイと思った。
これもハイリスク・ハイリターンの原理。
「洗浄効果がすっごくある=肌に悪い強い成分が多い」
角質を壊わして、肌の保湿成分を失い乾燥肌の人を沢山生み出しているともいわれる。
乾燥肌の人は色々トラブルを起こしやすい環境が高まるそうなので、
よく落ちるクレンジングを使っている場合は洗顔方法を見なおした方がいいかも。
ちなみに、クレンジング(メイク落としは)を絶って数ヶ月になりますが
これは肌にとって正解だと思いました。
そうそう、もういっこ、酷かったドライアイが軽減されてきたの感じてるんだ。
目に入らないように気をつけても毎回少しづつ入ったり、
染みることも良くあって、ドライアイの原因ってこれかも?なんて最近発見。
最近は、ファンデーションでもメイク落とし不要、
石鹸だけて洗い流せるタイプがあるので、
こういうのも美白をする時は1つの方法だなぁと思いました。