
(10月に突入しても朝顔はまだまだ綺麗に咲いております)
2013年9月20日、毎朝放送の「NHKおはよう日本」で興味深い話題がありました。
国民生活センターが洗濯に使う柔軟剤で注意を呼びかけたそうです。
10年程まえまでは、部屋干しの嫌な臭いを抑えるための洗剤や柔軟剤が
人気だっのに対して、5年程前からは臭いのキツイ、
芳香タイプの柔軟剤が出回り、ここ数年で大人気となってる。
ドラッグストアの洗剤コーナーは特に柔軟剤のスペースが年々広がってる、
テレビCMをみてるとブームになってるのはよくわかりますね。
香りブームの火つけ役は、海外製のダウニーなのかなぁ。ちょっとお値段も高く、
使っている人はすぐに気がつく「あっ!この独特の香りは」って。
それから、最近は、香りが長く続く「高い残香タイプ」が増えてきて
P&Gのレノアハピネスとか。
繊維をこするとまた香りがでてくるみたいなのがウリになってるよね。
こういった強い柔軟剤のにおいに関する相談件数が増加しているんだって。
●隣の家の洗濯物の臭いで気分が悪くなった
●室内干ししたらニオイがきつくせきが出るようになった
●タオルで顔をふいたら咳が止まらない。
などなど、詳しい事例などは「国民生活センター」に書いてありました。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20130919_1.html
80年代-90年代の頃は、今からは想像できないくらい香水ブームで、
強烈な香りのする人はすごく多かった。いろんな香りがまざって、
そういえば具合が悪くなりそうだったもん。
その時代に比べたら、今はぜんぜん快適だなぁって思ってたけど、
どうやら、そうでもないそうです。
話をもとに戻して、その香りの感じ方は
お酒に対して、強い人と、すごく弱い人がいるように。
化学物質や化合物に対する、人間のもっている感受性はものすごく個人差があり。
人によっては香りでも同じことは起こるんだとか、
アレルギーに似たような反応がでてしまう人もいれば、
人によってはセキが止まらなくなったり、
気分が悪くなったり深刻な症状にもなったりもあるそうです。
ひどい卵アレルギーの人は、食べると症状がでるので、
食べないようにするのは当たり前のことだけど、
卵を茹でている時でも、気化された成分で症状がでたりするんだそうです。
目に見えない空中に流れる成分でもアレルギー反応が・・・なんてこと
それくらい、いろんなモノは体に容易く入り込むってこと。
想像以上に身体は敏感なセンサーをもってるのですね。
今回の問題は
過度な使用が増えてるからなんだって!
使用量について、商品を購入した人の4人に1人は
規定量の2倍以上の量を使用していた、ということでした。
うん確かに。わたしもいつも適当な分量を使ってるから、
規定量より多いかもしれない・・・
体臭や洗濯物の嫌な臭いが不安で、周囲に迷惑をかけないよう
良かれと思っていい香りの残る洗剤をつかった結果、
逆に体に害を及ぼすほどの不快を与える結果になるなんてね・・・
一人ひとりが節度ある利用を心がけないといけないそうです。
そういえば、最近、ライオンのCMは早くも
消臭効果のある柔軟剤CMに切り替わってた~(早いね~)
今回の話は香りだったけど、洗剤で肌がカブれるという人も増えているらしい。
どんどん肌が弱ってるのか?それとも洗剤が強くなってるのか?
肌に優しい洗濯洗剤を探している場合は、石鹸洗剤がいいと言われてるし、
もしくは通常より洗剤量が少量で洗えるタイプもあるので探してみるといいかも。
こんな商品もあり、洗剤選びの参考にしてみるといいかも → 使用感はこんなでした
・柔軟剤不使用(ほのかに香る天然ラベンダー精油使用)
・洗剤残りがとても少なく、肌が敏感な人アトピーの人に良い。
・綿もシルクもウールも全部使えて、手洗い用にも洗濯槽でもOK。